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シミについて

シミは1つではない?

シミという疾患名は皮膚科学の教科書には出てきません。
顔にできる“炎症”や斑が、種類、性質、出来かた、濃さ、発生年齢に応じて細かく分類されていて、それらを総称して一般的にシミと呼んでいます。

大きく分けると5~9種類、細かく分けると20種類にもおよび、専門の医師でも診断に迷うことがあります。自己診はとても危険ですが、まず、おおまかなタイプを知り、知識を得ておくことは治療に先立ってとても有効です。

ここでは代表的なものを抜粋します。

老人性色素斑

老人性色素斑

老人性色素斑

年齢を重ねたときに最もできやすいシミで、一般的にシミと呼ばれているものは、この老人性色素斑である事が多いです。日光性色素斑や日光黒子と呼ばれたりもします。
原因は、日常的に繰り返し紫外線を浴びたりすることにより、皮膚のメラニン細胞が活性化して、過剰なメラニンを作るために起こります。
そのため、日光に当たりやすい頬、こめかみ、手の甲などに見られやすいものです。
年齢と共に数が増加し、色も濃くなり、放置すると皮膚が盛り上がってきて、脂漏性角化症になるケースもあります。
30~40歳前後で目立ち始めるのが一般的です。50代では8割前後の方に出現するようになります。

治療法
老人性色素斑の治療は、第一選択はレーザー治療(Qスイッチルビーレーザー/YAGレーザー/アレキサンドライトレーザー)になります。レーザーは1つの波長だけでできている光で、シミなどの色素細胞のみを選択して壊すことができるため、正常な皮膚へのダメージを最小限に、シミの色素だけを壊すことが出来ます。
Qスイッチレーザーでの治療によるダウンタイム(施術後、テープを貼る期間)が困難な方は、ライムライトレーザートーニングで徐々に薄くしていく方法もあり、メソアクティスやケミカルピーリング、美白剤のイオン導入及び内服、外用などの併用で効果を高めることも出来ます。
雀卵斑

雀卵斑

雀卵斑

一般名は「そばかす」です。
鼻を中心に左右対称に散在する小さい色素斑のことをいいます。
鼻周辺、瞼の上や額、口周囲などが現れやすい部位ですが、背中・胸元・首・肩・手などにもできます。純粋にそばかすだけ発生しているという方は少なく、他のシミやアザと混在することが多いです。
学童期・遺伝的に発生することが多く、日焼けや妊娠で悪化する場合があります。また季節により色が変化することも特徴で紫外線が強まる春から夏にかけては目立ちやすくなることがあります。

治療法
そばかすは症状が広範囲にわたるケースが多いため、一度に広い範囲への施術が可能でダウンタイムが少ないライムライトレーザートーニングが選択されます。ライムライトやレーザートーニングでは消し切ることが出来ないものは、Qスイッチレーザー治療が選択されます。
肝斑

肝斑

肝斑

目の周囲を除いた頬の高い位置や額などに、左右対称で現れる、やや赤みを帯びた淡褐色のシミです。
「刺激による皮膚の炎症」「女性ホルモン」「紫外線」などいくつかの原因が関係しています。
そのため日焼けや妊娠で悪化する場合があります。
また皮膚への過剰な刺激やストレスなども悪化の原因の1つとされます。

治療法
肝斑の治療は、低出力レーザーによるレーザートーニングが第一選択となります。現在唯一肝斑に対して積極的に利用できるレーザー治療法です。
老人性色素斑などで用いるQスイッチレーザーによる治療は肝斑へは禁忌(やってはいけない事)とされています。通常のシミと違い、肝斑はメラニンを作るメラノサイトがちょっとした刺激で活性化しやすい状態になっているため、レーザーで治療を行うとむしろ悪化する可能性があるからです。
これに対し、レーザートーニングは、広範囲に低刺激なレーザーを均一に照射するため、メラノサイトを活性化させる余計な刺激を与えることなく、蓄積したメラニンを少しずつ減らしていくことが可能です。
以前から用いられている、トランサミン、シナールなどの内服薬やハイドロキノンのような美白効果のある外用薬、美白成分導入(イオン導入、メソアクティスなど)、ケミカルピーリングなどを併用するとより効果を高められます。
ADM

ADM

ADM

シミの中で、皮膚の深い位置にある真皮にできるのがADMです。
別名で後天性真皮メラノサイトーシスといい、頬の部分に左右対称に集まることが多いことや、大人になってから出現することから肝斑と間違いやすく、診断の難しいシミです。
医学的には「あざ」に分類されますので、レーザー治療でしか治りません。

治療法
深い真皮層にあるメラニンを破壊し、消す必要があるため、Qスイッチレーザーが第一選択となります。老人性色素斑やそばかす(雀卵斑)、肝斑と混在していることも多いため、それらの治療などを平行して行うこともあります。
1回では取りきれないことが殆どで数回のレーザー照射が必要になります。

シミの原因はいくつもある

シミが出来るメカニズム

数十種類にも分かれるシミはその原因もさまざまです。ひとつの原因をつぶせばそれで解決、というわけではありません。また、医学的に分かっていなこともあり、いまも解決方法が研究されている種類のシミもあります。つまり、1つの治療で治ると思い込むのは大変危険です。

さらに知っておいて頂きたいことは、1人の顔に、複数のシミが同居していることがある、ということです。しかもこうした方は決して珍しくありません。
このような併発したケースはかなり注意が必要です。
やみくもに薬剤を塗ったりレーザーをあてることで「あるシミは消えたけれどあるシミは濃くなった」といったことを起こしかねません。

しみ取り治療を検討中の方は、そのクリニックがどこまで治療に対応してくれるのか注意しましょう。

① 紫外線が原因の場合
紫外線は多くの種類のシミにとってとても大きな原因です。
紫外線を浴びることで体内の活性酸素が活発化し、メラノサイトでシミの元となるメラニンを生成します。

通常、メラニンはターンオーバー(新陳代謝)によって角質層へ押し上げられ、最後は肌から排出されます。しかし、紫外線によって皮膚の細胞が傷つくことにより、メラニンが過剰に作られると排出が間に合わず、色が定着してしまうのです。
治療にはメラニンの過剰な蓄積を抑え、ターンオーバーによって排出を促すことが重要です。ターンオーバーの早さは年齢によって遅れる傾向がありますが日々のお手入れによっても個人差が発生します。UV対策をせずに紫外線にあたったり、日焼けサロンに通っていた方などは、シミができやすい傾向があります。
シミが出来るメカニズム
② 炎症が原因の場合
ニキビや吹き出物、かぶれによって炎症を起こしてしまうと、皮膚は体を回復させるために 集中的に増殖して活動を活発化させます。そのため一時的にメラノサイトが激しく運集することでメラニンが過剰に分泌され、赤や茶の色が発生してしまいます。

この症状は安静にするとで本来は徐々に消えていきますが、疾患が長期化したり 治りかけに再び炎症が繰り返されるようなことがあれば、炎症性色素沈着として肌に定着してしまいます。
茶色の斑点になってしまったニキビ痕が有名ですが、肝斑や化粧品アレルギー、毎日の洗顔のこすりぎなどでも発生するとても恐い症状です。
③ 日常生活が原因の場合
肌のバリア機能、トラブルが起こったときのターンオーバーはとても優秀ですが、このシステムそのものが壊れてしまったときは自分の力で回復させることができません。

長期的な睡眠不足、ストレスが過剰な生活、乱れた食生活はこれらの回復機能を衰えさせ、ちょっとした刺激でもすぐに肌トラブルを引き起こしてしまいます。

乾燥肌がずっと続く、タバコを過剰に摂取してしまう、など複数の要因がありますが、これらをあらためないと、いま表面に出ているシミをとってもすぐ新しいものが出てきてしまいます。

シミ治療の危険性とリスク

シミの種類を誤ったまま治療を開始した

しみは厳密に分けると数十種類に及び、それぞれ原因がバラバラです。しかも多くの方が、1種類のシミではなく2種類以上のシミが複合しているケースが多いのです。
代表的な間違いは、
・色素斑を改善しようと光治療をしたら肝斑だった ・肝斑だと思ってレーザー治療を開始したらADMだった
などで、いずれのケースでもシミがより濃くなり肌に定着してしまいます。

 

レーザーの扱い方を誤ってしまった

 

設定を誤ってしまった

レーザーはかなり複雑な設定方法があり本来はおひとりおひとりに適した方法にチューニングすべきです。しかしどのような反応が出るかはその方次第のため、なるべく様子を見ながら絶対に取り返しのつかないことにならないように注意して治療を進めます。

最悪のケースでは、「色が抜けすぎて白斑になる」「シミがさらに濃くなって肌に定着する」などを起こすことが報告されています。

 

照射方法を誤ってしまった

美容皮膚は日々、進歩しています。例えばトーニングはかつて“打ち漏れ”のないように重ね打ちをするのが良いと言われていましたが、いまは重ね打ちは“色素がぬけすぎるリスク”があると言われています。
機器ごとの操作方法を誤るとリスクはより高まります。

危険な自己診断は止めて、正しいクリニック選びを

日本人の肌質にあった適切な治療を

多くの薬剤や機器は欧米で作られており、その多くは白人(コーカソイド)の治験をもとに作られています。ところが、白人(コーカソイド)とアジア人(モンゴロイド)の肌はいくつか大きな違いがあります。

肌構造
① アジア人は表皮が薄い
角質層から基底層までの部分を表皮と呼びます。この部分がアジア人は白人に比べてとても薄く、あるデータによると約1/3と言われます。そのためピーリング濃度や機器照射に十分、注意する必要があります。
② シミが出来やすい
アジア人はメラニンの産生が活発です。紫外線への反応が強く、色素沈着が起こりやすい体質です。 白人ではキレイに治る炎症も、アジア人は肌に定着してしまいます。
③ 肝斑はアジア人特有の現象
白人はそばかすが出来る割合が多いのですが、アジア人は肝斑が特徴的です。30代以上の肝斑はアジア人女性に幅広く見られるため、この治療は欧米では研究がなかなか進んでいません。

私のクリニックはこんな工夫をしています

ピーリング
私は日本で初めて大学病院に美容皮膚科を導入する研究チームに所属していました。さまざまなテストをおこなった結果、ピーリング剤の濃度はメーカー推奨と異る独自基準を採用しています。
日本人向け機器 ライムライトを使用
ライムライト
多くの機器は、アジア人向けに改造されたものだったり、医師が試行錯誤した設定がアジア人向けとして広まって使用されています。
しかし、キュテラ社が開発したIPL機器は、日本人医師の意見をもとに日本人向けに作られた機器です。非常にマイルドでメラニンのきやい日本人にもリスクのない安全な治療が可能です。

シミを治す方法も数多くある

 

そのクリニックは設備が整っていますか?

 
 

数十種類もあるシミを治療する方法も、決して一つではありません。誤った治療法は改善しないどころか悪化の危険性もあります。あらゆる症状に対応する治療法を持っているかどうか、必ず確かめましょう。

 

知識、技術レベルは高いですか?

 
 

これは肝斑治療に用いられる、あるレーザー機器の推奨設定です。8年ほど前は出力を上げて強めにあてていましたが、リスクが大きくなることが分かり、いまは世界的に照射レベルが変更されています。

いまも、医師・スタッフの知識/技術レベルが追いついていないクリニックでは、危ない設定での照射が見受けられます。

本当は恐いしみ取りのリスク・副作用

改善しない、変わらない
選択した治療法が誤っているか、処置方が誤っているか、の2通りが考えられます。ただし、いきなり高出力な照射をおこってトラブルにるよりも最初はマイルドに様子を見ながら徐々に出力を上げていくほうが良いでしょう。
濃くなる、大きくなる、増える
診断を誤ったり出力調整に失敗した場合、シミが悪化する可能性があります。
また、正常な治療をおこなっても 炎症性色素沈着といって一時的に濃くなることがあります。後者の場合は自然治癒しますがご本人はとても不安な数ヶ月を過ごさなければいけません。これは体質に寄るものが多く、事前診断ではなかなか分かりませんので、初期治療と再診が重要です。
白斑(色が白く抜けてしまう現象)
画像出展:「難治性肝斑の治療戦略」2016榎堀みき子
機器や薬剤の設定、使用法、手順などを誤った場合に起こる可能性があります。
ハイドロキノンなど一部の薬の誤った使用や、レーザートーニングの出力ミス、長期間にわたる照射、などによって発生する可能性があります。一度なってしまうと決定的な治療が無く、ステロイドや軟膏による長期間の治療が必要になります。
やけど、水ぶくれ、赤み
機器の設定、照射により発生する可能性があります。
正常な治療をしていても敏感な体質の方がいらっしゃいますので、経過を見ながら自分の肌タイプを知り、治療計画を立ててゆくのが良いでしょう。

私のクリニックはこんな工夫をしています

患者様のライフスタイルにあわせた計画
シミ治療は突き詰めて言えば“ダウンタイムのコントロール”です。
「なるべくすぐ治したい。真っ赤に腫れてもかまわない」という方と、「人と合う機会が多いので無理はしたくない。化粧でカバーできる治療がいい」という方では使用する機器、薬剤も全く異なります。
組み合わせた治療で効果を最大化
「あなたのシミは太田母斑、あなたのシミは肝斑、あなたのシミはニキビの痕」というケースは珍しく、実際はいくつかの症状が組み合わさっていること多です。
となると、より綺麗に低リスクで結果を出すには組み合わせ治療と計画が大切です。
いかに他のシミを刺激せずにターゲットだけをアプローチするか?
どの順番に処置をおこなえばもっと早く、確実に効果に繋がるか?
といった組み合わせのパターンを複数、ご用意して治療にあたります。